Michel's page
2002年4月13日 これは那珂川の上流を極めようとした男たちの挑戦の物語であぁる!

スタートは黒磯市の晩翠橋←
晩翠橋は県道に掛かる橋だ
そのホンのちょっと下流に東北新幹線と東北本線
が那珂川を渡っている
この写真でわかるように橋工事の残骸が
川に落ちてしまっている
この日のように並の水量では可航範囲が
非常に狭い
ピンポイントの操船が出来ないヒトはやめたほうがいい
これから長丁場なんだから
安全策を採って
キケン個所の下流からスタートするのが
オトナのカヌーイストってぇものでしょう
     →黒磯から黒羽まで地図だと13KM
     フツーに一時間5キロの計算でいけば
     3時間でゴールできるはず
     余った時間で黒羽の温泉にでもはいって
     またしても昨日みたいに
     鮎の塩焼き400円、巨大卵持ちってぇパターン
     も、ありかなぁなぁんて甘い考えをもっていました
     このときまでは、、、
     だいたい黒羽の高橋商店さんの鮎は
     安くて大きくて美味しすぎぞよぉ!
うぅむ
これが那珂川か
ちょっと流れが急なようだが、まぁ那珂川だからチンするとは
ないだろう
それが、三人の一致した見解だった
ここ黒磯を漕ぎ出すまでは
さてさて パパの那珂川での活躍を動画で楽しみたい方はこちらをクリック!
動画はちょっとオモいかも
まぁデジカメの絵の合成なので想像力を働かせないと
見られたものじゃないか
この写真でもわかるように
今回papaは、オークション購入のウェットスーツ、L.L.beanの長袖
長ズボンだ
たしかにスタートの水温は低かった
これが今後どぉなるか、、、、
     →さてまたこの写真もスタート地点
     何時になったらスタートするんだ?
     今回は車一台だった
     キャンプしたのは下流の黒羽
     朝、山パパ号で上流にカヌーを運び
     n2さんをワッチに残し、山パパ号で黒羽へ逆戻り
     黒羽で予約してあったタクシーに乗り(約5000円)
     ここ黒磯・晩翠橋まで戻ってきたという次第
     文章にするとまどろっこしいが
     じっさいコレをやってみるとラクで早い
     なんたって漕ぎ終わったら、即帰れるのがイイ
漕ぎ出して1キロもいかない国道4号までの間
そりゃあもぉ
エライ目に逢いましたゎ
ごぉりごりのがぁりがり
まっすぐいけない
おぃソンナトコになんで岩があるんんだぁ?
隠れ岩衝突大会
地図で見ると黒磯までの中間あたりで余笹川が流れ込んでる
そのへんから下のほぉが水量があっていいのかもしれない
なんせ黒磯は、岩場を滑り下るようなカンジ
それと玉石をどけて水路を作りワナを仕掛けてるおじさん軍団多数
っといっても概ねこのへんのヒトはカヌーに好意的
あまりカヌーはこないようだ
結局この6時間で一艘も見なかった
     ここが最初のポテージ地点
     今回の三人は、瀬遊びをするわけじゃなく
     ただただ漕ぐメンバーなので
     時間的に余裕ありありの筈
     このへんは初めてなので
     安全策で下見をマメに
     ってことで前方の瀬音にビビリ気味で見てみれば
     あらあらこれはちょっとだけ悪場じゃないの
     コンクリート塊に本流がぶつかってる
     まぁテトラがストレーナーになってるわけじゃないので
     そんなにキケンじゃないけど
     チキンな私達としては
     オトナのカヌーイストは
     こんなところに突っこんで行かないのだ!
     ってことで全会一致
先の瀬はポテったけど次はヤリます全員が
人工物がなければだいたい大丈夫
←これがmichelだ
あまりにカッコいい写真に惚れ惚れしてしまう
野だのダンナァこれがmichelですぜぇ
んでもパドルはもっと立てたホオがいいかねぇしんしん?

っととこのへんでN2さんの漕ぎっぷりを動画で見たいヒトはこちら
なかなかパドルが立ってていい漕ぎだとおもいますが
いかがですnさん?
       この写真でもわかるように全編ザラ瀬 →
      でもそのなかでも格闘するおとこしんぞうごじゅうんんさい
これでどぉだのぱぱぱのぱ
ここはけっこう流れが急に壁にぶつかっていたので
小気田川と呼びましょう
ここ上流の那珂川はみずがきれい
気田川なみと言ってもいいでしょう
ただ周りに民家が多いのでパイプや仕掛けや釣り人などで
興ざめするところはあるけど
←どの川にも落とし穴はあるものです
それがいつあらわれるのか
どれだけおそろしいものなのか
いかにバカバカしいものなのか
そこにいきつくまでは
いかにオトナのパドラーであってもわからないもの

前置きがながくなりました
わたしmichelはココでチンしました
しかし今ツアーの沈一番乗りはn2さんに持っていかれて
わたしはただただ粗沈に面目を失うのみ
かとおもいきやpapaは裏切らない
ここで付き合ってくれました
だいたいなんでアンなトコに杭が立ってんだ!?
     みてくださいよ→
     この水の清らかさ
     そこを行く三人の清らかさも!?
     
     このへんがちょうど昼時
     えぇまだなのぉまだ1/3もきてないよぉ
     食料はひとりバナナ1本ちょっと、ソーセージ一本、ピール350ml
     そこへpapaが、これもあるよってカロリーメイト
     っでも炭水化物の不足は否めません
     それが後々響いてくるんだなぁこれが
←よく考えてみると先の写真の上のほうのジャバジャバしてるところ
が、ここです
引っかかっちまったパパ
動きません 前にも後ろにも
どぉしてもうごきません 脱艇しようとしても水流で難しい
でもぜんぜん動きが取れないし、沈んでくこたぁない
さあ、あなたならどぉする?
持っていこうかどぉしようか迷った20メートルのレスキューロープ
出番です
泳ぐより、急流を歩くより
艇はどぉでもいいから脱出して下手に飛び込めばあとは引くのみ
やっぱりロープは役に立ったのでした
矢組には堰堤がありました→
地元のヒトに訊いて
あることはわかっていた
ここは左右2箇所が段々になってるが
この水量では通航不能
あっさりポテ
こんなところでピンしてたら時間が掛かってしょうがない
先が長いので
正解の判断でしょう
左岸がポテージしやすい
←そのチョイ先の堰
ここはじっくり見て
行ける の判断
真ん中を抜けて問題なく通過
前日の下見のときも
ここは行っちまいましょう!だった
黒磯、黒羽の黒つながりツアーをする気があるみなさん
矢組の堰堤と堰はあるにはあるがそんなにたいした問題じゃない
ポテージ覚悟ならね
おそらくこのへんが三滝→
この写真は前日の下見のときのもの
ほぼ直角カーブだ
地名の由来は本流が滝じゃなくて
本流に流れ込む滝があることからつけられた
ものとおもいます
瀬としてはまぁ問題ない
ちょっとした気田川気分が味わえるトコロ
この先、二の滝へ
←左隅で白く見えてるのが本流に落ち込む滝
本流通過は全くモンダイナシ
いや
流れ的には問題が無いが
この辺まで来ると疲れがモンダイ
とくに長袖ウエットスーツを着たぱぱの疲労が
カヌーは袖なしウエットのほうが肩を回しやすい
ひと掻きごとに疲れがたまるパパを助ける手段は
ないものか
ゴール黒羽の国道461号橋→
この橋がなんととぉく感じられたことか
デジカメがメモリーフルになっちまったんで
撮ってないけど
余笹川合流後ザラ瀬四連発ジェットコースターとか
うだうだまったりとか
いろいろあったのですホントは
そうそう余笹川合流直前には真ん中に大岩がある瀬もありました
結局13キロを6時間もかけて下ったことになりました
途中ポテージ3箇所
チキンでポテ、堰堤のポテ、テトラのストレーナー
いちばんヤバイのはテトラのストレーナーだったように思います
写真はないけど余笹川合流まえだったような気がします
(ちがっていたら指摘してくださいね!)
ホントにおつかれさまでした