最上川130キロをキャンプしながら川下り
2004年8月11日 最上川130キロをキャンプしながら川下り 3日目


←4時起床、5時スタート
朝は握り飯を一つ
二時間ぐらい漕いで餅入り味噌汁
休憩の度にビスケット、チーズ、ソーセージ、バナナ、トマト
→昼間はひっきりなしに遊船が行く最上峡
この時間はまったく人気なし


←ちょっと写真では伝わりませんが
このへんの最上川は水平線がまぁるく見える
んなアホな!って
あなた行って御覧なさい
→JRのポスターになったところ、、、と思われる

The summer rains gathering into swift flows
Basho
←最上峡はここから大きく左、さらには右に蛇行
川面が斜面になっているのがわかる


→ここは波が無いがかなりの斜面
水のベルトコンベアに乗って静かに進む

ってノンビリしてたらアブが来た
   叩く!
   払う!
  
←大きな蛇行を終えて真っ直ぐ下る
早朝で風が無いのがありがたい
やっと夜が明けてきた

→奥の細道にぁ
こんなところにお堂がある


←概ねn2さんの背中を見て進む

三日目に入り
腕、肩の筋肉が張ってる
右手の親指付け根
パドルたこの
皮が剥けた

→白糸の滝
高さ124メートルは日本6位


←草薙温泉の先に通行不能の堰堤
二人でジャガイモ剥いて味噌汁作って朝食

さぁポーテージ
大汗かいて二人で一艇運んだところで
職員の方が現れ
「閘門通りますか?時間外でも
前もって連絡してくれれば通しますよ」
ええ−っ、せっかくの申し出だったが
後は空荷のファルトだけなので
丁寧にお断りした次第

ここの職員の方、かなり親切な方とお見受けした
このHPを見て、この区間をDRしようと思ったアナタ
事前連絡して閘門通してもらいましょうね
→堰堤の後、立川町清川に至るまでに
トンでもない大波の瀬があった
一メートルの波が続き
どっかぁんと二メートルも
   少々焦りましたぞ
←立川町あたりはたいへん美しい河原が続く



→今、下ってきた最上峡をバックに
n2さんに後光が差していますぞ


←河岸に巨大な風車が並ぶ
ここは風の通り道

レンタカーでフネ運んだときには回っていた風車が
このときは回っていなかった
幸運!
→これ
この雲、見てくださいよ


立川町の下流も結構それなりの瀬がある
本流にフネをのせれば距離を稼げる





酒田まであと五キロ
カップめんの昼飯
出来上がるのを待ちながら
濡れモノを乾かす

→朝五時から延々と九時間で40キロ
ゴールは直ぐソコ


ゴールして
すぐさまファルト分解と
車、回収に走る

ひとしきり終わってビァ
この旅を言い出したのはどっちだったか
お互いに相手が先に言い出したって
思ってたよぉだ
←ゴールは出羽大橋、酒田市民体育館前の河岸

思い返すと
寒河江から基点橋まではあまりお勧めできる水質・流れではない
同じように
立川町から酒田までも
よっぽどノンビリ派の方以外にはお勧めできない

そこで、ベストコースとしては
基点橋から最上川橋までの一泊二日ツアーを挙げましょうぞ
時間の無いヒト and/or そんなに漕ぎたくないヒトには
大石田から最上川橋もヨシ

最上峡堰は事前連絡して通してもらい
堤下の2メートルの大波と清川の風車群河原の景色を楽しみましょう

(これは夏の時期のハナシ。春先はもっと水量が多いとのことなので堰堤下は相当な覚悟をもって)
→いい夏休みだった
3日間で130キロ

   n2さん、ありがとう
   アナタがいなかったら
   こんなことは出来ませんでした

またできるのかなぁ。。。。???
←風呂に直行
遠くに鳥海山が見える
なぁんてぇ風流なことは風呂上がってからのこと
思い起こせば日曜に天童で温泉に入って以来
今日は木曜
→酒田では、飲むよぉ〜ん
地のものを出してくれる小料理屋
   ずいきの酢味噌合え、蕎麦の実冷製、岩牡蠣、、、、
酒は『影虎』
満足至極である


最上川おまけにジャンプ